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白米と玄米 -白米と玄米は何がどう違う?

白米とは? 玄米とは?

白米とは?

玄米から糠(ぬか)および胚芽(はいが)を取り除いた状態のもの。日本人の食生活において最も親しみのあるお米です。玄米から糠を削り落として白米にする作業を精米と呼びます。白米 = 稲の実の胚乳(はいにゅう)と言えます。

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でんぷんと水分が多く含まれていて炊くとふっくらモチモチとした食感になります。でんぷん以外のビタミン・ミネラルなどは取り除かれた糠や胚芽に多く含まれるため栄養面では偏っています。また玄米に比べて炊飯の手間が少ないことも白米の長所として挙げられるでしょう。

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玄米とは?

稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いた状態のもの。精米する前のお米です。周りを糠に覆われているため白くはなく茶色い色をしています。白米と比べるとビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいるため栄養面で優れています。

しかし固くて粘りに欠け食感も良くないためそのまま食べるにはあまり適していません。一般的な電器炊飯器ではなく圧力釜で炊く方が美味しく食べることができます。ただ最近では玄米炊飯用の機能が付いた炊飯器も増えてきています。またそのままでは食べにくいため玄米フレークや玄米ビスケットなど様々な加工食品として親しまれています。

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