お米の分類

精米とは ― 玄米から白米へ

そもそも精米とは何だろう?

精米とは分かりやすく言えば「玄米を白米にする作業」(精白作業)のことです。籾(もみ)から取り出した状態の玄米は糠(ぬか)がついたままで茶色い色をしています。この玄米から茶色い糠の部分を削って白いお米にする作業を精米と呼ぶのです。

玄米はビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれているのですが残念ながらあまり美味しくありません。たとえ健康に良くてもそのまま食べるには不向きな状態と言えます。それを美味しく食べられるようにする作業が精米なのです。

ちなみに玄米の周りを7~10パーセントほど削り落とすため精米後の白米は元の玄米の90~93%の大きさになります。

精米ってどこでするの?

注目を集めているのは家庭用の精米機

スーパーなどで袋詰めされて売られているお米は既に精米されて白米になっていますが一般的なお米屋さんには業務用の精米機が置いてありお客さんがお米を購入する際にその場で精米をしてくれるところもあります。

またコイン精米機が設置されているところもあります。自動販売機やコインランドリーのようにお金を入れるとその場で精米してくれる機械で特に地方で多く見られるようです。

そして今特に注目されているのが家庭用の精米機です。“小型で多機能で価格も手ごろ”な精米機が次々と登場しています。お米屋さんなどで玄米のまま購入して精米は自分の家で行うというご家庭が増えているのです。

「お米は精米したてが美味しい!」ということに気づいた方がどんどん増えています。
まだご存じないという方はぜひこちらをご覧ください。

お米はつきたて(精米したて)が美味い!

精米の方法

・精米済みのお米を購入する
・お米屋さんなどで精米してもらう
・コイン精米機を利用する
・家庭用精米機を使って自宅で行う ← おすすめ!

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